畳を敷き詰める難しさ メキシコで測量をしました

2026年2月13日

2025年 12月、メキシコのお客様の最後の測量を終えました。3部屋に畳を使用するということで、測量は一日で終わらず、想定以上の時間が掛かりました。

測量風景1
測量風景2

畳を敷き詰めるときに一番考えるべきことは、「入らない」という事態を避けることです。神経質になる必要はありませんが、畳のサイズは実際に測定したサイズよりも数ミリ小さく作った方が良く、また海外向けはそれが慣習となっています。

畳が入りきらないリスクがあるのは、部屋の壁が直線ではない点、四隅も正確な90度でなくずれがあるためです。一般的に採寸が3ミリずれると入らなくなると言われます。

さらに畳は敷き詰められたときにお互いが引っ張り合いサイズが大きくなるという特性があります。そのため指定サイズ通りに作ると入らない可能性が高くなります。

【アドバイス】

外国のお客様にとって最もおすすめできるのは、部屋の一部のスペースを畳用にすることです。

それでも敷き詰めてみたいという方におすすめなのが、やはり少し小さく作り、万が一畳と壁に隙間ができたら「巾木(はばき)」を使ってその隙間を埋めるやり方です。これは日本でも一般的な方法になります。

今回のお客様も測量専門の会社様に依頼して誤差ゼロの測定をする予定でございました。しかし、畳を敷き詰めるときに必要な測定は方法が異なるため、業者様に依頼しても意味がないということで、今回私が直接測定に行くことになりました。

ちなみにですが、熟練の畳職人による畳の誤差は一般的に0.1mmと言われております。